インスタの偽アカの発覚後は注意喚起を優先すべき理由！

インスタグラムを開いて自分の偽物がいたらビックリしてテンパってしまいますよね。私は日々インスタグラムで4コマ漫画描いているのですが、なんと先日なりすまし被害にあってしまいました。発覚した時にはもう旦那と大慌てでした。

この記事では私たちの実体験をもとに、なりすまし発覚後の対応とその予防について解説しています。インスタグラムを利用していて、なりすまし被害に遭った時には役立つ記事となっています。最後のセクションではなりすまし被害に早く気付く対策法についても紹介しています。

もし今なりすまし被害に遭っているのであれば、この記事を読んで冷静に対処するようにしてください。

インスタのなりすましは削除されない

偽物はすぐに削除してもらえる？｜削除も特定も基本無理です

結論から申し上げると、なりすましアカウントが発生してしまった場合、削除はもらえません。
「かえるかぞくの日常」の偽アカウントが発生したのは2021年9月14日のことで、1ヶ月たった今でも削除される気配がありません。もちろん偽アカウントのなりすまし報告はしていますが、無数の偽アカウントが存在しており、運営が追いきれないのが現状です。

よっぽどの有名人や公式マークがあるアカウント以外は削除をしてもらえないと考えた方がよいです。犯人特定も無理なので、別のところに力をさくようにしてください。

偽アカウントが発覚したらすぐ「注意喚起」をしよう

偽アカウントの削除は見込めないので、そこに注力を注ぐのではなく、まずはフォロワーに対して偽アカウントが発生した旨の注意喚起をしてください。基本的に偽アカウントは本物のアカウントのフォロワーをターゲットにしています。偽アカウントのフォローをしてしまい被害が及ばないように大事なフォロワーを守る行動が先決です。

インスタ偽アカウントの発覚

大変恥ずかしいお話で、偽アカウントの発生に気がついたのは、良心的なフォロワー数名のダイレクトメールからでした。
実際のダイレクトメールがこちらです。

偽アカウントの発生は自分で気付くのは難しい

偽垢が発生していることを教えてもらってすぐに、本アカウントから偽アカウントを探しましたが、見つかりませんでした。自分で気づけなかったのは無理もありません。
なんと偽アカウントに本アカウントはブロックされていたのです。

偽アカウントの３つの特徴

夫の調査により、偽アカウントの特徴は大きく3つあることが分かりました。本物のアカウントと偽アカウントを比較していきます。

それぞれ解説していきます。

偽アカウントの特徴①｜アカウント名

比較画像を確認するとアカウント名が少しだけ違うことがわかります。

今回のケースでは、「_（アンダーバー）」が1つ偽物の方が多いことがわかります。
本物のアカウントと見間違えるような微妙な変化をアカウント名につけています。

他の例も挙げておきます。
kaeru.kazoku→「.(ドット)」を使われる
kaeru-kazoku→「-(ハイフン)」を使われる
kaerukazoku→記号を抜かれる

上記のような偽アカウントも調べると多かったです。

偽アカウントの特徴②｜フォロワーの中身

一番驚愕したのがこれです。

上記の画像のように、フォロワーが大勢いるように見せかけていますが、なんと中身はすべて外人アカウントです。しかも外人アカウントはすべてPCで作り出されたダミーアカウントでした。

ダミーでフォロワー数をあらかじめ増やしておき、本物アカウントのフォロワーに対してフォローをすることで怪しまれないようにしていたのです。

実際にフォロワーの中にはサブアカウントを作ったのかな？とフォローをしてしまう人がいました。

偽アカウントの特徴③｜投稿画面

さいごに投稿画面をみてみましょう。投稿をみてみると、おなじ投稿内容であるようにみえます。

しかしよく見ると、本物のアカウントは投稿がたくさんあるのに対して、なりすましアカウントの投稿は6つだけでした。さらに本物アカウントは基本的に1つの投稿に対して4枚写真があるにもかかわらず、偽アカウントは表紙の1枚のみのポストでした。

インスタ偽アカウントの目的

偽アカウントの特徴については前セクションでご理解いただいたところで次は偽アカウントの目的について解説していきます。

それぞれ詳しくみていきましょう。

偽アカウントのの目的①｜嫌がらせ

嫌がらせ目的は、影響力があるインスタグラマーによく発生しています。人気による嫉妬心からの嫌がらせ目的でなりすましアカウントを作り、フォロワーを集めて好感度が落ちるような発信をします。

インスタなりすましの目的②｜生きたフォロワーの獲得

影響力が欲しくてインスタグラムを始める人は多いです。しかし、いざ始めてみるとフォロワーはなかなか増えません。フォロワーを増やすには楽しい投稿をしたり、宣伝を打ったりと、たくさんの努力が必要です。

努力をするのが面倒で、人気者になりすまし、フォロワーを集めてから自分のアカウントに戻すという手口を取るのです。
またそのようなフォロワーを集めたアカウントを販売する輩もいます。

インスタなりすまし目的③｜フィッシングサイトへの誘導

調べてみると、フィッシングサイトへの誘導が一番ケースとして多かったです。実際にこれが私のアカウントが被害にあった理由でした。

「かえるかぞくの日常」ではフォロワー500名突破記念で、プレゼント企画を行いました。プレゼント企画をダシにされ、偽物のURLリンク付きの当選メールを私のフォロワーに送ることで悪意のあるサイトに誘導をしていました。

実際に送られてきたメールがこちら。

インスタ偽アカウント発覚後の対応｜注意喚起と報告

偽アカウントの発覚後はフォロワーへの注意喚起と報告&ブロックを迅速に行いましょう。初期対応が遅れるほど、被害に逢うフォロワーが増えてしまいます。冷静かつ迅速に対応してください。

ストーリーズとフィードの両方に注意喚起をしよう

ストーリーズはよくみるけどフィードをあまり見ない、またはその逆の人もいます。
なるべく大勢のフォロワーに見てもらえるように、必ずストーリーズとフィードの両方に注意喚起をしましょう。

実際に行った注意喚起がこちら。

インスタなりすましアカウントの報告&ブロックをお願いする

フォロワーに偽アカウントの周知をすると同時に、インスタグラムの運営に対して、なりすましアカウントの報告とブロックをお願いしましょう。

私はイラストで手順を書いてフォロワーに報告とブロックのお願いをしました。実際の投稿がこちらです。

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インスタ偽アカウントの対策

調べたところ、インスタなりすましを100%防ぐことは不可能です。ただし、自分のなりすましが発生していることをいち早く察知する方法があります。

本アカウントに自分の別アカウントを忍ばせる

本人による発覚を遅らせるために、なりすましアカウントは本物アカウントを必ずブロックします。その後すぐに本物アカウントのフォロワーに対してフォローリクエストやダイレクトメッセージなど、何かしらのアクションを起こします。

自分が管理する別のアカウントをフォロワーの中に忍ばせておくことで、なりすましアカウントからアクションがあった時にすぐ気付くことができるのです。

エゴサーチをかける

定期的にエゴサーチをかけることによって、なりすましアカウントの発覚を早めることが可能です。たとえば、私のアカウントであれば、「kaeru」と検索ボックスに入れると似たような名前のアカウントが表示されます。おなじアイコンで、似た名前があれば、それは偽アカウントです。すぐに対処をするようにしましょう。

まとめ｜インスタなりすましからフォロワーを守るのが第一優先

いかがだったでしょうか。

初めて偽アカウントが発生した時はとにかく慌ててしまいます。実際に我が家も大騒ぎでした。ただし、そういう時こそ冷静かつ迅速に行動をしなくてはなりません。先述の通り、なりすましアカウントを削除することは難しいでしょう。まずは、大事なフォロワーをなりすまし被害から守ることを第一優先に行動をするように心がけるようにしてくださいね。