こんにちは、ブロガー&「かえるかぞくの日常」作者のかーたん(@kaeru_kazoku)です。
奥さんがご飯を作らなくて困っている。そんな方は割と多いです。前まで作っていたのに急に作らなくなってしまうと、「サボっている、怠惰な嫁だ」そう思うかもしれませんが、だらけているのではなく、何かしらの理由があることがほとんどです。今回はその考えられる理由と対策について解説していきます。
共働きの嫁がご飯を作らない理由|任せっきりは論外です
理由を解説する前にひとつだけ問いかけをさせてください。奥さんに家事や育児をほとんど任せっきりにしてませんか?
ちなみにこれ、共働き夫婦の離婚に繋がりやすいケースの一つです。
どれだけ奥さんより稼いでいたとしても、奥さんがパートだとしても同じ時間働いているのであれば、家事育児は平等であるべきです。もし任せっきりにしているのであれば、すぐに改善をして家事と育児の分担をするようにしてください。
共働きの嫁がご飯を作らない5つの理由
私も正社員で共働きをしているのでフルタイムで仕事から帰ってご飯を作ることの面倒さはよく理解しています。「どうして疲れているのにご飯を作らないといけないの」正直なところ、毎日そう思いますが、生きるためには必要なことです。普通に疲れているくらいであれば手抜きであろうとご飯は作ります。つまり、ご飯を作らないということは結構深刻な事態であることをまずは理解をしてください。
家事育児を分担しているにも関わらず、ご飯を作らないのであれば、奥さんがなにかしら料理に対する不満やストレスを抱えている可能性があります。
理由としては以下の5点が挙げられます。
★奥さんがご飯を作らない考えられる理由
- 仕事に疲れすぎている、体の不調
- 料理を1人ですることにストレスを感じている
- 毎日のレシピを考えるのが辛い
- 作っても文句を言われる、食べてもらえない
- そもそも料理をすることが嫌い
それぞれ解説していきます。
理由①|仕事のひどい疲れや体の不調
奥さんの仕事が繁忙期を迎えていて普段より疲れていませんか。ひどい寝不足やストレスを感じている場合、ご飯を作るどころではなくなってしまいます。生理期間中の場合は体の負担やダメージが大きいので、体力や精神力を大きく消耗してしまいます。ひどい症状の人は立ってるだけでも辛いことが多いです。
育児疲れや仕事によるうつ症状や更年期障害である可能性もあるので注意が必要です。自分の意思とは裏腹に、気分に波が生じて、無気力な状態に陥ってしまいます。このような場合は、気合いや気持ちではどうにもなりません。自分では気づくことが難しく、放っておくと悪化してしまいます。少しでも奥さんの様子がおかしいと感じたら一緒に医療機関を受診するようにしてください。
理由②|料理を1人ですることのストレス
料理は下準備や片付けるところまでを含めると工程数がとても多いです。
★料理の全工程(下準備〜後片付けまで)
- レシピを考える
- 買い物に行く
- 買ってきたものを片付ける
- 食材の下準備
- 本調理
- 食器洗い
- 食器を片付ける
これだけ工程が多い料理を毎日1人で行うことは相当大変なことです。それなのに「俺は風呂掃除やゴミ捨てをしてんだから分担をしてる」なんて言われると割りに合わないと感じます。
奥さんがキッチンに立って頑張って調理をしているのに、先に座ってゆっくりテレビを見ながらお酒を飲んだりしていませんか? 自分もゆっくりしたいのを我慢して、頑張って料理をしている時にそんな様子の夫を見ると、「なんで私だけ。もうやりたくない」と思う奥さんは多いです。もし自分の手が空いているのであれば、積極的に手伝うようにしましょう。
理由③|毎日料理のレシピを考えるのが辛い
毎日料理を作っているとレシピを考えることに疲れてしまいます。特に子供のためのご飯を作るとなると栄養面やバランスに気を配らなくてはなりません。レシピを毎日考えることをストレスに感じる奥さんは多いです。アイデアを積極的に出してあげましょう。レシピ本を一冊買っておくと、レシピを考える必要がなくなるのでオススメです。
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理由④|料理を作る喜びがない
自分のご飯を作るだけでも面倒なのに、誰かのために料理を作ることは実はすごいことなんです。
「これ、おいしいね」「いつもありがとう」その一言だけでも「ご飯を作ってあげてよかった、また明日も頑張って美味しいご飯を作ろう」と思えるものです。毎日当たり前のようにご飯が出てくることに、感謝の気持ちを失くしていませんか?ご飯をたべて文句を言われたり、何も反応がないと「もうこの人のためにご飯作りたく無い」と思われても仕方がありません。
ねぎらいと感謝の言葉はしっかりと口にするように心がけるようにしましょう。
理由⑤|料理をすること自体が嫌い
料理をすることが嫌い。料理をすることを考えるだけでもストレス。という方は中にはいるでしょう。向き不向きというのは誰にでもあるので仕方がないことです。しかし中には料理が嫌いだったけど好きになった。という人はたくさんいます。食わず嫌いがあるように、やらず嫌いの場合があるので、まずは冷奴やお味噌汁など簡単な料理から一緒に始めてみるのが良いでしょう。
初めから料理を完璧にこなせる人はいません。どんな料理が出来上がってもしっかりと褒めてあげるようにしてください。
共働きの嫁がご飯をつくらないときの対策
奥さんがご飯を作らない理由がわかったら、次は適切な対策を取らないといけません。
取れる対策は以下の通りです。
①とことん休ませてあげる
②料理を分担する、もしくは一緒につくる
③手抜きOKな日や料理を作らない日を設ける
④サービスに頼る
⑤まず自分が料理をする
対策①|とことん休ませてあげる
もし奥さんが疲れているならば、とことん休ませてあげましょう。仕事と家事のバランスを都度状況をみながら調整していくことは共働き夫婦を長く続ける上で大事なことです。職場が繁忙期なのであればしばらくは家事の負担を減らして仕事に集中をさせてあげてください。
日頃の感謝を込めてリフレッシュできるマッサージ機などのプレゼントをしてあげるのも喜びますよ。
生理期間中などもホルモンの影響で気分が落ち込んでしまい何もしたくない気持ちになることがあります。その場合も落ち着くまで休ませてあげるようにしてください。
育児や仕事のストレスによる鬱症状や更年期障害の症状が見られるのであれば、病院へすぐ相談にいきましょう。このような場合は家事はもちろんのこと、最悪仕事も休ませてあげましょう。
対策②|料理を分担する、もしくは一緒に作る
料理は工程数が多く、1人で毎日行うことはとても大変です。買い物は代わりにいく、下準備を手伝う、レシピをかわりに考えるなどして、料理を奥さん1人に押し付けずに分担をするようにしましょう。
料理を一緒にするのもおすすめです。
我が家では1週間分のレシピをあらかじめ決めており、食材の買い出しは夫と1週間に1度で済ませています。食材を買うのを週に1度にすることは「ついで買いの防止」につながり、大幅な家計節約にもなります。休日のうちに夫と一緒に食材の下準備も済ませておくことで、出勤日は炒めるだけ・煮るだけなどの本調理のみでOKなので楽ですよ。
次の週がお互いに忙しいことがわかっている場合は作り置きまでしておくこともあります。ご飯を一気に炊いておいて冷凍保存しておけば時短にもなります。
ネットスーパーとウォーターサーバの活用が便利
休みに買い物をしたくないということであれば、ネットスーパーの利用がおすすめです。
また、まとめ買いをするとなると食材だけでも持ち帰るのが結構大変です。我が家ではウォーターサーバーを導入したことにより、お水やお茶をスーパーで買うことがなくなりました。
アクアスタイルは水道直結式の新生代ウォーターサーバーで、月額使い放題なので、ボトル代を気にすることなく利用することができます。ボトルがいらないので、重いボトルを設置する必要もゴミを捨てる手間がなくておすすめです。
対策③|料理を作らない日や手抜きOKの日を設ける
奥さんが料理を作るのは好きだけど、毎日作るのが辛いのであれば、週に1度は外食の日を設けたり、レトルトやお惣菜だけの日を設けるのが良いでしょう。
我が家でもご飯を作るのが面倒なときは外食に行ったり、UberEatsや出前館などの宅配サービスを使っています。
宅配サービスデリズは後払いにも対応している珍しい宅配サービスで、出前館などと同じくあなたの地域のお店からデリバリーをしてくれます。
なお、家計をきちんと管理しているのであれば、これらの予算を食費に組み込んでおくことをおすすめします。
対策④|サービスに頼る
調理をすることは好きだけど、レシピや下準備が面倒くさいという奥さんをお持ちの場合は、Oisixのサービスを利用してみましょう。
定期的にレシピと食材を送ってきてくれるので、忙しくてもバランスの取れた食事を作ることができます。
初回限定のお試しセットが安くで利用できますので、今後の活用はその後にゆっくり決めればOKです。
対策⑤|まず自分が料理をする
奥さんが料理嫌いでどうしてもしたくない。でもサービスにも頼りたくない。
そんな場合は自分が料理を担当しましょう。その代わり料理は工程数が多くて大変なので別の家事などは奥さんに担当してもらうようにしてください。
徐々に料理を手伝ってもらい、まずは包丁や食材に触れる習慣を奥さんにつけてもらうところから始めましょう。料理をすることの楽しさを知ってもらえれば、料理を自ら作るようになるかもしれません。
まとめ|共働きの嫁がご飯を作らない
いかがでしたか。
奥さんが料理を作らない原因が「任せっきりにしているから」なのであれば、すぐに反省をして改善をしてください。
他の理由であればそれぞれ適した対策を打つようにしましょう。
料理を毎日作るのは大変なことで作ってもらえるのは当たり前ではありません。
奥さんが頑張って料理を作ってくれる日があるのであれば、必ず感謝とねぎらいの言葉をかけるように心がけましょう。
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